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三朝庵 カツ丼

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丼紹介

カツ丼の元祖と呼ばれ、早稲田生に古くから親しまれている一杯は、カツと玉葱を蕎麦のベースのたれで煮て、卵をかけただけという奇をてらわないすごくシンプルな丼です。 カツ丼の奥深さを堪能できる一杯です。

 

 

店主コメント

ご先祖様は三河の下級武士で、脱サラして江戸で商売を始めたのがきっかけです。 小間物屋とか茶屋とかいろいろやって、江戸中期に蕎麦屋に落ち着き、明治中期に店を継いだ朝次郎が、心機一転しようと店名を三朝庵に変えました。 三朝庵は卵とじのカツ丼を作った元祖です。宴会用に仕出しで取ったトンカツが余ってしまい、その頃既にあった親子丼や開花丼をヒントに卵でとじたのが始まりです。 うちのカツ丼はすごくシンプル。カツと玉葱を蕎麦ツユのベースで煮て卵をかけただけ。普通の蕎麦屋のカツ丼です。 当時のトンカツは高級品。早稲田大学が近いんですが、学生さんは中々食べれなかったみたいで、働き出してから「学生の時は食ったことなかったけど、卒業して初めて食べた時は感動した」と言ってくれたことがあります。 今でもお年を召されたOBの方がやってきて、喜んで食べてくれます。何十年も前の卒業生が今も来てくれるので、味は変えずに続けています。

五代目店主 加藤浩志

 

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所在地 東京都新宿区馬場下町62
TEL 03-3203-6218
席数 40席
営業時間 [昼]10:30~売り切れ仕舞
定休日 木曜日